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フランス文学から昼ドラ小説まで嗜んでおります♪
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6月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2437ページ おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I 蜂蜜色の瞳 (集英社文庫 む 5-22 おいしいコーヒーのいれ方Second Sea)ちょっとドロドロした感じになるけど、それを不器用ながらも乗り越えて、より絆を深める二人が素敵☆来年の夏が楽しみ(o^-^o) 読了日:06月29日 著者: 村山由佳 告白何があっても、誰かを恨んだり悪意を持たない「聖職者」でいられる人なんて、いるのだろうか…一気読みをお勧めします。 読了日:06月27日 著者: 湊 かなえ きのうの世界「あたりまえ」の裏側には、いつも秘め事が隠されているのかも。 読了日:06月26日 著者: 恩田 陸 変身,掟の前で 他2編 (光文社古典新訳文庫 Aカ 1-1) (光文社古典新訳文庫)難解なテーマを、不可思議な設定で描いているのに、さらっと読ませてしまうところが見事。違う訳と読み比べてみたいなぁ。 読了日:06月24日 著者: カフカ 僕たちのミシシッピ・リバー―季節風*夏優しい言葉たちが、真夏の太陽みたいに胸を照りつけるから、温かい涙が自然とこぼれてくる。 読了日:06月21日 著者: 重松 清 村上春樹全作品 1979〜1989〈1〉 風の歌を聴け;1973年のピンボール両作品とも、書き出しが秀逸☆ジェイズ・バーに入り浸りたいなぁ。 読了日:06月15日 著者: 村上 春樹 海に住む少女 (光文社古典新訳文庫)表題作の儚い少女の描写が素敵。心に哀しく響く短編集。 読了日:06月12日 著者: シュペルヴィエル 薔薇いろのメランコリヤ (角川文庫)野乃の視点から描写されるエマが、同性から見ても凄く魅力的。 読了日:06月07日 著者: 小池 真理子 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫 さ 48-3)タイトルの響きが、すっごく心に残る。 読了日:06月01日 著者: 桜庭 一樹読書メーター気づいたら、もう夏が目の前・・・社会人になれるかな
5月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:1936ページ あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫)「自分」っていう柵があるから、乗り越えたくなるんよなぁ。主人公みたいに、誰も知らない土地へ行きたくなる☆ 読了日:05月30日 著者: 角田 光代 天才画の女 (新潮文庫)画商の世界もドロドロやね…「天才画家」の女の顛末も◎ 読了日:05月28日 著者: 松本 清張 やさしい訴え (文春文庫)神秘的なチェンバロの世界の虜になる☆ひっそりとした静かな湖を眺めながら読みたいなぁ。 読了日:05月15日 著者: 小川 洋子 光の帝国―常野物語 (集英社文庫)幻想的で過酷な運命を背負う「常野」一族の世界に引きずり込まれる。健の作った「お祈り」は、心に優しく響く。 読了日:05月12日 著者: 恩田 陸 寵児 (講談社文芸文庫)孤独って、本人の気づかない内に、暗い闇へと引きずり込むんやろうなぁ…。 読了日:05月10日 著者: 津島 佑子 裏ヴァージョン「もういい」はずやのに、何故かトリスティーンの物語が気になる…こんなクドさはツボやわ(笑) 読了日:05月07日 著者: 松浦 理英子 風に舞いあがるビニールシート自分の生き方を見詰め直したくなる短編集。あたしにとっての「牛丼」は、やっぱり「文庫」かな笑。 読了日:05月03日 著者: 森 絵都読書メーター文庫片手に遠い所に行きたいなぁ
お勧め度: ★★★★ あらすじ  「現実に居場所を見つけられなくなった青年、 遠い青春の恋、欠けてしまった活字、 声が出ない少女、思い出に題名をつける老人 ―今は失われてしまった‘何か’に対する愛を込めた、 心にやさしい短編集・・・」 わたしにとって「海」のイメージは、「神秘的」  潮の満ち引きがあり、多種多様な生物が住む、不思議な世界。 そんな題名を授けられた作品集だから、 ひとつひとつの物語が、色んな表情で読む人を魅了する  幻想的な楽器や、登場人物の一風変わった職業や人となりが、 いいアクセントになってる。 中でも気に入った物語は、「ひよこトラック」  町にたったひとつだけあるホテルのドアマンとして、 四十年近く勤め続けている男の新しい下宿先には、 七十の未亡人とその孫娘がいた。 少女は六歳だったが、母親を亡くしたショックで声が出なくなっていた。 そんな少女と男の「言葉」を媒介としない交流の鍵は、‘ひよこトラック’  ピンクや黄緑やブルーに染められたひよこ達を荷台に乗せたトラックが通る度、 二人は目で「会話」するようになる。 ココロの声が懸け橋となって、距離が縮まってゆく。 そして迎えたラストシーンは、本当に美しい  まるで一枚の絵画みたい  一番心に残った行は、 「とにかく、遠い場所に、たとえ一瞬でも自分のことを思い出してくれる人がいるなんて、うれしいじゃありませんか。そう思えば、眠れない夜も安心です。その遠い場所を思い描けば、きっと安らかに眠りにつけます」(P.48) 心がつながっていれば、距離なんて関係ない。誰かを思う気持ちは、何よりも尊いものだから
4月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:3038ページ 神を見た犬 (光文社古典新訳文庫 Aフ 2-1)読みやすいブラックメルヘン☆表題作が好き。 読了日:04月30日 著者: ブッツァーティ 夜光の階段 下ラストは自業自得なんやろうけど……人間の執念って恐ろしい(-_-;) 読了日:04月25日 著者: 松本 清張 夜光の階段 上 (1)女の執念って怖い…後半も更にドロドロしていきそう(^_^;) 読了日:04月23日 著者: 松本 清張 ゴールデンスランバー不条理という重たいテーマを、懐かしさや人の温かみが伝わってくるエピソードを散りばめて描いているから、凄く入り込みやすいし面白い。映画が楽しみ☆ 読了日:04月17日 著者: 伊坂 幸太郎 ジェネラル・ルージュの凱旋速水さんの生き様に惚れる☆映画が楽しみo(^-^)o 読了日:04月10日 著者: 海堂 尊 阪急電車自然と顔が綻んでしまうような、あったかい物語集(o^-^o)今津線に乗りながら読んでみたいなぁ☆ 読了日:04月09日 著者: 有川 浩 名探偵の掟 (講談社文庫)お母さんがサスペンスにはまる理由が分かった(笑)。ドラマが楽しみ♪ 読了日:04月06日 著者: 東野 圭吾 償いの椅子 (角川文庫)やっぱ直球のハードボイルドは読み応えがあって、いいなぁ☆胸がスカッとする!! 読了日:04月02日 著者: 沢木 冬吾読書メーター「社会人への切符」が届いたら、文庫片手に列車の旅に出たいなぁ
お勧め度: ★★★★ あらすじ  「“希望の持てないかわいそうなオールド・ミス”として、 窮屈な世界で生きてきた、ヴァランシー。 だが、29歳の誕生日に降った雨が、彼女の人生を変えた。 その日受診した医師から、二日後手紙が届く。 そこには、余命一年の文字・・・・・・。 自分の人生を生きようと決めた彼女は、とんでもない行動をとり・・・」 単行本の刊行から29年を経て、文庫化された作品  まず目を引くのが、主人公のヴァランシーの境遇。 28歳で、付き合った経験0のオールドミス。 更に、追い打ちをかけるかのように、嫌味で自尊心の強い親戚や、 貧しい家庭環境に苦しみ、寂しい日々を送っている。 唯一、空想の中の「青い城」が、こころの拠り所。 そこで、理想の王子様と幸せに暮らしている。 そんな彼女が、余命一年と知らされ、現実の幸せを求めて、 新しい世界へ踏み出していく姿は、本当にかっこいい  やっぱ、人生を楽しまなきゃと、思わせてくれる  そして、彼女が辿る道のりは、まさにハッピー・エンディング・ストーリー  夢見る乙女なら誰でも憧れる、あま〜い恋を、 緻密な伏線によるドンデン返しを絡ませながら、 ユーモア溢れる文体で描いているから、読み応えバツグン  読了後は、こころがほっこり温まってる  『赤毛のアン』を読んだことある方も、無い方も、 モンゴメリの描く素敵な世界を覗いてみてくださいな  一番心に残った行は、 自分で自分の経験を買ったら、それはもうその人のものだ。だから、いくら払っても払いすぎることはない。(P.183) 自分が変われば、世界も変わる。一歩踏み出す勇気が大事だよね
3月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2747ページ パイロットフィッシュ (角川文庫)詩的な言葉遣いが素敵☆記憶を大切にして生きていきたいなぁ。 読了日:03月29日 著者: 大崎 善生 幸福な遊戯 (角川文庫)スピッツの「夢追い虫」が頭に浮かんでくる。ハルオみたいに走り出す人に憧れるなぁ。 読了日:03月26日 著者: 角田 光代 黒い画集 (新潮文庫)読み応えのある短編集。 読了日:03月23日 著者: 松本 清張 野ばら (文春文庫 (は3-29))綺麗な比喩が素敵やったけど、個人的には、もうちょいドロドロを色濃くしてほしかったなぁ。 読了日:03月18日 著者: 林 真理子 ホノカアボーイ (幻冬舎文庫 (よ-13-1))ホノカアを訪れたくなる。ビーさん、大好き☆ 読了日:03月14日 著者: 吉田 玲雄 海 (新潮文庫)題名屋のおじいさんや、おっちょこちょいな琴子さんなど、魅力的な登場人物がいっぱい。「ひよこトラック」は、映像化してほしいなぁ☆ 読了日:03月09日 著者: 小川 洋子 うつくしい子ども (文春文庫)「正しさの基準を外側にではなく、自分自身の中心に据えること」…それが出来ていないうちは、大人になれていないのかなぁ。 読了日:03月06日 著者: 石田 衣良 青い城 (角川文庫 モ 2-11)誰でも青い城を持ってるなんて素敵☆ミスタウェイ湖に行ってみたいなぁ(o^-^o) 読了日:03月03日 著者: モンゴメリ訳:谷口 由美子読書メーターあたしにも、早く春が来ないかなぁ・・・
お勧め度: ★★★★ あらすじ  「十六歳の夏、ウラジミールはモスクワ郊外の別荘地で、 ジナイーダという二十一歳の公爵令嬢に一目惚れをする。 初めての恋に戸惑いながらも、想いは募り燃え上がる。 しかし、ある日彼女が恋に落ちたことを知り、目の前が真っ暗に。 相手は一体誰なのか・・・」 著者が最も愛した作品というだけあって、 百年以上経った今でも、言葉の一つ一つが輝いている  そして、誰もが経験する“初恋”を、主人公の回想という形で記しているから、 自然と主人公に感情移入し、自分自身の初恋の思い出が頭に浮かぶ  目が合うだけでドキドキしたり、 声を聞くだけで心がピンク色に染まるという甘いときめき  誰と話しているのか気になったり、 他の人と親しくしているのを見ると落ち込むという苦い思い  ― そんな時もあったなぁと懐かしむことが出来たら、 大人になったということなのかしらん  また、恋のお相手・ジナイーダも凄く印象的  気まぐれで掴みどころがなく、いつも周りには素敵な取り巻きがいる。 でも、恋をすると、献身的でその人一筋になる。 彼女が恋に落ち、内に秘めた情熱をあらわにし変化していく姿には、 惹きつけられてしまう  日本の小説やと、真珠夫人の瑠璃子に近いと思う。 読み比べるのも面白いかも。 一番心に残った行は、 青春に魅力があるとしたら、その魅力の秘密は、なんでもできるというところにではなく、なんでもできると思えるというところにあるのかもしれません。(P.154) まだまだ勘違いをして、終わりつつある青春を謳歌したいものです
2月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4037ページ アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)タイトルが最後にじわっと効いてくる。高校生たちが大人び過ぎてて怖い… 読了日:02月26日 著者: 小峰 元 ドミノ (角川文庫)タイトルのドミノが倒れる勢いのように、ページをめくる手が止まらない☆とにかく読んでみてと、勧めたくなる!! 読了日:02月23日 著者: 恩田 陸 初恋 (光文社古典新訳文庫)初恋のときめきや喜び、苦しみや切なさが、フワァと甦ってくる。 読了日:02月21日 著者: トゥルゲーネフ 猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)タイトルからクスクス笑わせてくれる、ユーモアたっぷりの短編集。こんな言葉遊び、大好き(o^-^o)続きは→http://coco6calcio.blog96.fc2.com/blog-entry-174.html 読了日:02月20日 著者: ロダーリ 子守唄しか聞こえない高校生のひと夏の成長がメインやけど、かなり後味悪いので、万人受けはしないかな... 読了日:02月18日 著者: 松尾 依子 偶然の祝福 (角川文庫)こんな巡り合わせがあったらいいなぁと思う。「キリコさんの失敗」が好き☆ 読了日:02月17日 著者: 小川 洋子 花束甘酸っぱくて懐かしい感じがする。久しぶりにシトロン・プレッセ飲もうかなぁ☆ 読了日:02月13日 著者: 木村 紅美 ガリレオの苦悩相変わらず、タイトルが素敵☆続編が楽しみ(o^-^o)続きは→http://coco6calcio.blog96.fc2.com/blog-entry-173.html 読了日:02月12日 著者: 東野 圭吾 だれかのいとしいひと (文春文庫)「転校生の会」の引越し恋人理論に納得(笑)。続きは→http://coco6calcio.blog96.fc2.com/blog-entry-172.html 読了日:02月10日 著者: 角田 光代 文藝ガーリッシュ 素敵な本に選ばれたくて。読んでみたいと思える作品がいっぱい◎素敵な本に選ばれる、魅力的な乙女になりたいものです(笑)。 読了日:02月10日 著者: 千野 帽子 償い (幻冬舎文庫)心を泣かせたり傷つけたり、たとえ殺したとしても、罪には問えないんよな… 読了日:02月08日 著者: 矢口 敦子 アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)心がポカポカ暖まる物語集。それぞれの音楽をかけて、あったかい紅茶を飲みながら読むのがオススメ(o^-^o)続きは→http://coco6calcio.blog96.fc2.com/blog-entry-171.html 読了日:02月06日 著者: 森 絵都 愛がいない部屋 (集英社文庫)どんよりした曇り空みたいな空気感が素敵☆続きは→http://coco6calcio.blog96.fc2.com/blog-entry-170.html 読了日:02月05日 著者: 石田 衣良 リピート (文春文庫)単なるミステリーで終わらせるのではなく、ドロドロした人間心理に重きを置いたトコロが◎たまにはアンハッピーもいいかも。 読了日:02月01日 著者: 乾 くるみ読書メーター猫とともに去りたいなぁ笑
お勧め度: ★★★★★ あらすじ  「駅長として働き、現在は退職して年金生活を送っている、アントニオ氏。 息子夫婦と二人の孫たちと幸せに暮らしているようだが、 誰も彼の有難い話に耳を傾けようとはしない。 居場所が無いと感じた彼は、≪猫といっしょに暮すんだ≫と決意し、 アルジェンティーナ広場に向かい―表題作を含む全16編の、 知的ファンタジー短編集・・・」 タイトルを目にしただけで、クスっと笑ってしまう。 そして、ワクワクしながらページをめくると、 現代社会への皮肉がユーモアたっぷりに描かれていて、 おなかの底から笑わずにはいられない  時代背景やお国柄なんて関係のない、社会の普遍的な‘おかしさ’を追求し、 小さな子でも楽しめる、おとぎ話風に仕上げた著者には頭が下がる。 ほんと、出会えて良かった  特に気に入ったのは、「箱入りの世界」  主人公たちがピクニック先で捨てた空き瓶が、 後をついてきて、家に住み着いてしまう。 そして、日々‘空間’を栄養として膨張していく。 この不可思議な現象がイタリア全土、それから世界に広まるとともに、 人々は、容器に囲まれて生活することに次第に慣れて行き・・・という小話。 教訓としては、もちろん、ポイ捨てを止めることを訴えている。 頭ごなしに叱ったり、罰則を決めたりするよりも、 こんな風にたとえ話で諭される方が、素直に受け入れられると思う  容器が追いかけてきたら、怖いしね笑  一番心に残った行は、 「あなたのほうが、よっぽど無礼じゃないですか!この世に“悪いこども”がいると決めつけるなんて。土下座して謝って下さいよ!」こういう事を大切にする大人になりたいなぁ
お勧め度: ★★★★ あらすじ  「今日もまた、湯川の元に不可解な事件の相談依頼が舞い込んでくる。 謎の飛び降り、離れから突然火の手が―スペシャルドラマ、 “ガリレオΦ”の土台である作品を含む、全5編の短編集・・・」 おなじみのガリレオ先生こと湯川教授&草薙刑事コンビに、 TVドラマ版で先行登場した内海薫刑事が初めて加わり、 <<ありえない>>謎を科学的に解明する短編シリーズの三作目  ちなみに、同時刊行された「聖女の救済」は、「容疑者Xの献身」に続く、 長編シリーズの二作目  今回の作品も、各章のタイトルから読者を魅せる  マンションの七階から女性が謎の転落―「落下る」(おちる)  離れが突然火の車に―「操縦る」(あやつる)  不可解な密室―「密室る」(とじる)  水晶の導く先にあるものは―「指標す」(しめす)  真の天才科学者はどちらか―「攪乱す」(みだす)  こんな言葉遊びと理系的トリック解明がうまく溶け合って融合しているから、 文系のあたしでも読みやすくて楽しめるのかも  また、ガリレオ先生と草薙刑事が、少しずつ、 良い意味で変化してきているのも魅力の一つ  先生のあったかい心が垣間見えたり、 先生の影響で、超文系の草薙さんの理系的センスが磨かれて、 柔軟な発想が出来るようになったり等々、 色んな成長が見られるのは、嬉しいものです  一番心に残った語りは、 「人の心も科学です。とてつもなく奥深い」人間らしくなるガリレオ先生、素敵やなぁ
おすすめ度: ★★★★ あらすじ  「“どうして”と問いかけたくなる瞬間って、 恋してるうちに何度も訪れる。 フラれた時、不毛な片思いをしてる時、 友達の彼を好きになった時―不器用な男女の、 思い通りにならない恋愛模様を描いた短編集・・・」 ページをめくる度、頭の片隅で埃を被っていた記憶の箱から、 色んな思いが溢れ出てくる  「こんな風に思った事あったなぁ」と、 思わず相槌を打ってしまうような、日常の隙間にあるエピソードたち。 それらをおなじみのタッチで包み込むように描いているから、 ちょっと重たい現実に主人公がぶち当たっているのに、 悲劇的ではなく、むしろ優しい感じで物語の幕は下り、 愛おしさと懐かしさで胸が一杯になる  中でも、「転校生の会」は、印象深かった  “転校生じゃない”という理由でフラれた高校生の「あたし」は、 全国転校生友の会という会合に参加する事に。 そこで、色んな元or現・転校生の話を聞くうちに、 失恋から立ち直るっていうお話。 自分自身が元・転校生だからか、共感する部分が多かったし、 転校生友の会っていうのがもし在ったら、行ってみたいなと思う  それに、「あたし」の彼氏の、“引っ越し恋人理論”には、 思わず吹き出してしまった  確かに、一定の所で収まっていると、何だか落ち着かない気持ちはよく分かる。 強迫観念にさえかられてしまう気持ちも分かる。 だからといって、それを恋愛に適用してしまったら、 身も心ももたないよ  一番心に残った行は、 わたしが連続して存在していたこと。十歳のわたしと十五のわたしと二十三のわたしが、いいえ、もっとこまかく、あの一瞬一瞬のわたしが全部連続した存在として、今のわたしにつながっているんだってことを、きちんと知りたかったんですね。(P.19) いつか、自分の住んでいた町を巡る旅をしたいなぁ
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