『台所』(きつね月) 著:多和田葉子 




お勧め度:★★★★


あらすじ
マナコは気がつくといつも、
台所に座っている。
料理をするわけでもなく。
こんな空間とは、きっぱり別れてしまいたい。でも・・・


マナコ”が語る、
ユーモアたっぷりな台所の風景の描写に、
読めば読むほど惹き付けられる


例えば、


洗われた食器は悪意に満ちている。
汚れた食器はやさしい表情をしている。



こういう世界観は、ほんまツボやわ


そして、マナコが台所に語りかける姿からは、
滑稽さと同時に、切なさも感じられる


椎名林檎さんの、「おだいじに」を聴きながら読むと、
雰囲気出るかも

ミックスジュースみたいな作品