『Croislles』(クロワジル) 著:Musset 


言:フランス語
難易度:★★
お勧め度:★★★★


あらすじ
ルイ15世の時代が始まる頃、
Croisilles(クロワジル)という、青年がいた。
金銀細工師の父の使いを終えて帰ると、
そこはもぬけの空だった。。
騙され、破産に追い込まれた父は、アメリカに渡ってしまい、
残されたのは荒れ果てた家と、年老いた召使だけ。。
あまりの衝撃に、自殺を考えるが、その時偶然目にした、
心の恋人”である、令嬢の元へ駆けて行き・・・


こういう、≪身分の違う≫は、ほんと大好き
いつまでたっても、色褪せること無いもんね


冷静に考えると、クロワジルは頭がおかしいのかもしれないけど、
どうしても応援したくなる


途中で、クロワジルが、"心の恋人”のJulie(ジュリィ)に、
ラブレターを送るんやけど、
これがまたいかにもってぐらい詩的で、めっちゃ素敵


その中の好きな一文は、


pour vous voir écouter mon amour
avec ce sourire d'ange
qui n'appartient qu'à vous


(あなたの顔にしか浮かばない天使のような笑顔で、
僕の愛を聴く姿を、思い浮かべるために)


日本語で書くと、めっちゃくさくなるのは何故・・・??

こんなラブレターもらいたいなぁ
もち、フラ語で笑

後、脇役やけど、召使のおじいちゃんの優しさには、
心を打たれた
こんな言葉がかけられるように、
素敵に年をとりたいものやわ

ファジーネーブルみたいな作品
[2008/04/01 20:05] フランス文学 Musset | TB(0) | CM(0)

『Emmeline』(エメリーヌ) 著:Musset 


言:フランス語
難易度:★★
お勧め度:★★★


あらすじ
自然を愛し、気の向くままに暮らしていた、
少女エメリーヌ。
馬が暴走して困っていたところを、
マルサン氏に助けられ、結婚。
恋からでは無く、ただ優しくしてくれたから。
4年間は平穏な日々が続いたけれど、
ある時、本当のに目覚めてしまい・・・


こんなに純情なヒロインは、久し振りに見たなぁ
どうして自分をそこまで追いつめるのと、
何度もツッコミたくなる笑


一番気にった文章は、


Quoi qu'on en dise,
l'amour, c'est l'espérance;



(誰が何と言おうと、恋、それは希望である。)


<エメリーヌにとって、
というか全ての人にとって、
は、
退屈な日常に差し込む、
のようなものやもんね
初恋を思い出しながら読むのもいいかも

甘いクレームブリュレみたいな作品
[2008/03/26 19:54] フランス文学 Musset | TB(0) | CM(0)