
言:フランス語
難易度:
★★お勧め度:
★★★
あらすじ

「Ituriel(イテュリエル)という、アジアを掌っている神様がいた。
ペルシア社会の秩序の乱れに憤慨し、
国を破壊するか否かという会議を開いた。
結論を下すために、Babouc(バブー)という使者をペルシアに送る。
そこで、バブーが見たものとは・・・」
ノアの箱舟に出てくる、Iturielを引用して、
当時(18世紀)のフランス社会に対する風刺を書くところが、
ヴォルテールらしい

当時のっていっても、現代社会もさほど変わっていない気がする。
戦争、権力の乱用、詐欺、不倫、金に物を言わせる行動など、
此の世には、汚いものが溢れている

それでも、
si tout n'est pas bien, tout est passable. (たとえ全てが正しくないにしろ、みな受け入れられるのである。)
戦争を≪
必要悪≫とは考えたくもないけど、
実際にそう思っている人が存在する限り、
無くなることはないし、
それが此の世のありのままの姿なんやろうね

現実社会について、考えさせられたなぁ

ドライ・マンハッタンみたいな作品

言:フランス語
難易度:
★★お勧め度:
★★★★
あらすじ

「カンダールに、
Rustan(リュスタン)という青年がいた。
侯爵の息子であったため、
有力者の令嬢と結婚する身であった。
しかし、たまたま訪れた市場で、
カシミール国の姫と恋に落ちてしまう。
もう一度彼女に会うために、リュスタンは、
2人の召使を連れて旅に出る。
慎重な
Topaze(トパーズ)と、商人気質の
Ebene(エベーヌ)。
ところが、旅の途中で2人は消えてしまい、
残されたリュスタンは、それでも目的地に向け進もうとするが・・・」
よく、人の心の中には、“
天使”と“
悪魔”が住んでいる
っていうけど、この概念を扱う作品は、
どれを読んでも勉強になると思う

処世術を学ぶってことやね

そして、まさにその概念を言ってるのが、この一文↓
chaque homme a ses deux génies,(人はみな、二人の精霊を心に宿している。)
御覧の通り、哲学風やけど、凄く面白かった

トパーズと、エベーヌのやりとりは最高笑

あんぱんみたいな作品