Ma petite librairie-語学オタクな大学生の読書感想帳((φ(-ω-) | |||||||||||||||||||||||||||
お勧め度:★★★★★ あらすじ![]() 「専業主婦で、三歳になる一人娘がいる、小夜子。 一方、ベンチャー企業の社長で、バリバリのキャリアウーマン、葵。 ハウスクリーニングの仕事に応募した小夜子と雇い主の葵は、 大学の同期だったと知り、意気投合。 しかし、≪主婦、子持ち≫⇔≪独身、子どもがいない≫などの、 世間のレッテルにより、徐々に隔たりを感じるようになり・・・」 2005年、第132回直木賞を受賞 ![]() テーマは、女の友情 ![]() ベタやし、陳腐なモノになりがちやけど、 この作品は、まず、視点が面白い ![]() 語り手は、三十路を少し超えた、専業主婦の小夜子と、 高校生の時の葵。 小夜子の生きている‘現在’と、葵のひと夏の‘過去’が、 交差したと思ったら離れるっていう、絶妙なあんばい ![]() 上手いなぁ ![]() 次に、徹底した対比 ![]() ‘現在’の二人の社会的立場や、ソトからみた性格は、ほんまに対極。 専業主婦、子持ち、引っ込み思案、内気、そして地味な小夜子。 それに対して、女社長、キャリアウーマン、独身、快活、饒舌、それに派手な葵。 巷で流行りの、‘勝ち組’、‘負け組’の心理を見事に描き出している ![]() とはいえ、人生に「勝ち負け」なんて、元々存在しないんだけどね ![]() 後は、おなじみの際どい筆使い ![]() クスクス笑える〜こんなんあるある〜と思ったら、 背後から突き飛ばされたような衝撃を受けたり・・・にくいわぁ笑 ![]() 一番同感した、葵の語りは、 異国って、『ここ』とは違うじゃない、人はみんなわかりあえるとか、人間なんだから同じはずとか、そういうのは嘘っぱちで、みんな違う。みんな違うってことに気づかないと、出会えない。 (P.164) みんな違う。同じ人間なんて、いない。 だからこそ、人との出会いは、かけがえのないものなんよね ![]()
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![]() | 空中庭園 (文春文庫) (2005/07/08) 角田 光代 商品詳細を見る |
あらすじ







パパはボロカスに罵られます






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