Ma petite librairie-語学オタクな大学生の読書感想帳((φ(-ω-) | |||||||||||||||||||||||||
お勧め度:★★★★★ あらすじ![]() 「31歳の“あたし”。ライターとしての仕事は怖いくらい順調。 でも、眠れない。心の声が、うるさくて。 吐いたらグッスリだから、食べ吐きの繰り返し。 ある晩、吐けなくて、お酒を買いにコンビニに行ったの。 んで、長靴履いた男と目が合って、頭の中で“食べたい”って本能的な声がした。 それからトラックに乗り込んで、4日間の“旅”。 重なり合って、東京と新潟を1往復半ちょい。気づいたら、肌に潤い戻ってて・・・」 “あたし”(早川玲)の語りが9割くらいやねんけど、 自分の事が書いてあるのかと思って、びっくりした ![]() “あたし”の世界観が、自分と重なる部分が多くて・・・ ![]() それに、中2の時CMとして流れてた、椎名林檎さんの「本能」のPVを見てから、 彼女の世界観の虜やねんけど、一番最初に胸を鷲掴みにされた歌詞が、冒頭の、 「どうして歴史の上に言葉が生まれたのか」 この問いかけが、いつしか自分の疑問となり、頭の片隅に居座り続けて、はや8年。 やっと、この謎を解明してくれる作品に出逢えた ![]() “あたし”も「ことば」に疑問を抱えつつ、 見ず知らずの男が運転するトラックに乗り込んで、小旅行をする ![]() 4日間なんて、人生と比べたら、わずかな時間やけど、“あたし”は考える。 自分の過去、現在、未来。そして、それらを繋いでいる、無数のことばたち。 というか、繋げるために人はことばを使う。 自分と外の世界を繋ぐために。 そっか 答えが見えた気がする![]() 是非、「本能」を聴きながら、読んでみて下さい ![]() 一番共感した、“あたし”の呟きは、 大事なことや切羽詰まったことほど客観的に感じられてしまう。どこにいても、そこに百パーセントいる実感が持てない。 (P.127〜128) こんなこと、感じたことないですか? もし一度でもあったら、トラックに乗って、小旅行に出ましょう ![]() 旅の終わりには、きっと心も潤ってるはず ![]() ジンロックみたいな作品
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