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『Notre-Dame de Paris』(ノートル=ダム・ド・パリ) 著:Victor Hugo 

Notre-Dame De ParisNotre-Dame De Paris
()
Hugo

商品詳細を見る

言:フランス語
難易度:★★★★
お勧め度:★★★★


あらすじ
「美しく鳴り響く、ノートルダム寺院の鐘。
鐘つきの名は、Quasimodo(カジモド)。
赤ん坊の時に教会の前に捨てられていたところを、
副司教であるFrollo(フロロ)に拾われ、育てられる。
顔の醜さゆえ、いつも嘲笑の的であった。
ある時、フロロがジプシーの踊り子であるEsmeralda(エスメラルダ)に心を奪われ、
カジモドを使って誘拐しようと企んだことから、不幸の嵐が吹き荒れて・・・」


これまでに何度も、映画化、戯曲化された、ユゴーの代表作のひとつ
ディズニー映画、「ノートルダムの鐘」は、
お子様テイストで、全く害なく、年齢を問わず楽しめると思う

でも、原作は残酷。
権力を振りかざす、聖職者。
卑劣な魔女裁判。
憐憫のかけらもない、濁った心。
異常とも思える、差別意識・・・15世紀のパリの本当の姿が、心行くまで味わえます

“エレガント”過ぎるくらい、デコデコでながーい文章だけど、
宗教用語と差別用語さえ押さえれば、読み切れる

物語の構成も、文体に負けず劣らず重厚で、
重い話の合間に、歴史の資料集よりおもろい、ノートルダム寺院の解説が入ったり、
主役を決めさせない、挿話の詳細で深みのある感じとか、ほんますごい
良い作品には、言葉なんて関係ないのかも

唯一、心温まるエピソードで気に入った一文は、

Quand le pareil retrouveras,
Ta mère te tendra les bras.


(P.647)

(同じものを見つけたら、ママが抱き締めに来るだろう。)

親子の愛に、時間なんて関係無いんよね

すっぱいけど、噛めば噛むほど味の出る梅干しみたいな作品

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