『神様からひと言』 著:荻原浩 

神様からひと言 (光文社文庫)神様からひと言 (光文社文庫)
(2005/03/10)
荻原 浩

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お勧め度:★★★★


あらすじ
「大手広告代理店を辞め、
たまちゃんラーメンの珠川食品に再就職した、佐倉涼平。
早速、会議で上司と喧嘩。流れ着いた先は、
お客様相談室。会社のモットーである、“お客様の声は神様のひと言”は、
表向きで、要は“汚いモノに蓋をする”式のクレーム処理。
彼女にも出ていかれて、もう半年。
踏んだり蹴ったりの涼平に、神様は手を差し伸べてくれるのか・・・」


またまた、1本ネジが抜けたように個性的で、くすっと笑える人々が勢ぞろい
主人公の残念な感じも、憐れみを誘い、ついつい応援したくなってしまう
室長お気に入りの高級ダージリンティーに、
ぞうきんの絞り汁をアクセントとして加えるアイディアも、ナイス
でも、“明石町”は強烈過ぎるから、良い子は見ちゃダメ
年をいくつ重ねても綺麗でいたいっていう理想はあるけど、
おばあちゃんになったら、おばあちゃんらしくありたい笑

ただ、メインは、“リストラ要人の詰め所”とも言われる程、
やりがいのないお客様相談室
自社の製品に誇りを持っているならまだしも、キツイ仕事には違いない。
電話の着信音、クレーマーの怒声、ストレス発散のためにわめく声、
更には日常の愚痴まで語りだす人の声・・・こんなん毎日聞いてたら、
胃に穴のひとつくらい開いたって、おかしくないわ笑

それと、せせこましい社内の争いも、ほんま細かく描かれてて、
何となく、“会社に属する”ことに、マイナスなイメージをもってしまう。
そういう肩書に走るおっちゃんばっかの会社には、入りたくないなぁ

とはいえ、ラストは夢見る乙女も合格点をあげるような、
ロマンティックな感じやから、スッキリ
未来への希望があれば、それでグゥ〜よね

一番気に入った文は、

いまの自分じゃない本当の自分なんて、
いまのここじゃない本当の居場所なんて、
探す必要はどこにもないことに気づいていなかったんだ。


(P.407)

名誉や肩書の付いた、「他人からの自分」よりも、
ありのままの自分を好きでいられたら、きっと幸せなんだよなぁ

2日目のおでんみたいな作品
[2008/06/26 04:08] キラキラ系 荻原浩 | TB(0) | CM(2)

ありのままを自分を好きになること・・・
実は結構難しいねv-237
でもそうなりたいものです^^
[2008/06/27 12:51] かずなり [ 編集 ]

Merci☆

大切なコトほど難しいんですかねi-201
壁にぶつかると、自己嫌悪に陥るので、
気をつけたいですi-229
[2008/06/27 15:10] まや [ 編集 ]

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