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『氷の華』 著:天野節子 

氷の華 (幻冬舎文庫 あ 31-1)氷の華 (幻冬舎文庫 あ 31-1)
(2008/06)
天野 節子

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お勧め度:★★★★

あらすじ
「私、隆之さんの赤ちゃんができたのよ―不妊に悩む恭子の耳に響く、
夫の不倫相手の勝ち誇った声。
怒りに狂い毒殺するも、被害者は妊娠などしていなかった。
嵌められた・・・全てを悟った恭子が選んだ道とは・・・?」

著者の処女作
当初、自費で出版されるも、一年後に単行本として刊行された
作品の深い味わいが、読み手の心を少しずつ動かした結果やと思う
それに、来月の6日、7日には、米倉涼子主演でドラマが放映される予定
登場人物の設定がだいぶ違うけど、
ドラマはドラマとして楽しめそうな、豪華なキャスト
楽しみやなぁ

物語の構成は、殺人者である恭子と、
所轄のベテラン刑事、戸田の二人が、交互に語る形式。
近づきがたい美人で勝気な女と、細かい点に執着する、粘着質な男
―まるで、女王蜂と働き蜂。
そんな二人の一歩も譲らない駆け引きは、
スリル感があって、凄く面白い

次に、多彩な登場人物
全部で10人以上いるのに、ひとりひとり丁寧に描かれていて、
全くブレてないし、いてほしい人がちゃんといてくれるから、
読みごたえは抜群
裏切る家政婦とか、目ざとい女友達とか笑

それに、恭子が、陥れられた「罠」の真相を知るにつれて、
‘犯罪者’として成長していくのも魅力のひとつ
一時の感情の高ぶりで犯行を行うが、
次第に狡猾な計画犯へと進化する・・・憎しみで凍った心には、
何びとも寄せ付けない意志の強さと信念が宿ってる

そんな恭子の性格を自身で表しているのが、この行。

わたくし、誰にも屈しません。もちろん、警察という権力にも。それがわたくしの生き方。
(P.496)

罪を犯したけれど、女として凄く惹かれる主人公やった


[2008/08/18 22:59] ずーん系 天野節子 | TB(0) | CM(0)

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