FC2ブログ



















スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

『続氷点』 著:三浦綾子 

続 氷点 (三浦綾子小説選集) (三浦綾子小説選集)続 氷点 (三浦綾子小説選集) (三浦綾子小説選集)
(2000/11/01)
三浦 綾子三浦 光世

商品詳細を見る

お勧め度:★★★★★

あらすじ
「“あなたは殺人犯の娘なのよ”―あまりの衝撃に、
睡眠薬を飲んで自殺を図るも、一命を取り留めた、陽子。
実際、殺人犯の娘ではなかったものの、不義の子であった。
此の世に生まれた‘罪’のゆるしを求め、
行き着いた先に見えたものとは・・・」

ベストセラーで、ドラマ化もされた『氷点』の続編

テーマは、「罪のゆるし」。
夫が出征中に他の男性と恋仲になり、妊娠してしまった、三井恵子。
だが、夫が帰還することになり、
結果的に、子どもは育児院に産み捨てられた。それが、陽子。
一方、三歳になる実の娘を殺された辻口啓造は、
注意を怠った妻、夏枝への復讐心から、犯人の娘を引き取りたいと、
友人に頼む。しかし、やって来たのは、不義の子、陽子。
そうとは知らず、啓造のノートを盗み見し、陽子が殺人犯の娘である、
と思い込んだ夏枝は、彼女を責め、自殺に追い込んでしまう・・・。
誰々が悪い、と責めることは容易いけれど、
そうやって憎しみ合って生きて行くほど、虚しいことは無いと思う。
でも、本当の意味で「ゆるす」ことは出来るのか・・・?
キリスト教の教えを織り交ぜながら、
人間の醜い部分をえぐり出し、実直に書き上げている作品。
かなり重たいです

特に、≪自分は他人の悪口を言ったり、あらを探したりせず、
何事も受け入れる、きれいな心を持っている≫と、自負していた陽子が、
生みの親である恵子に対し、行き場のない憤りを感じ、
自分の心の中のドロドロした部分を発見し、傷つきながらも、
少しずつ変化していく様は、絶筆
≪自分は正しい≫と思ってるうちは、人として大きくなれないんだよなぁ。
考えさせられる。

一番胸に響いた行は、

「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである」

天国に行っても、誰かのココロの中に自分の一部が存在し続ける。
そんな風に、人生の幕を閉じられたら、本当に幸せやろうなぁ
[2008/09/15 21:19] ずーん系 三浦綾子 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://coco6calcio.blog96.fc2.com/tb.php/139-0dd81581


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。