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『トリツカレ男』 著:いしいしんじ 

トリツカレ男 (新潮文庫)トリツカレ男 (新潮文庫)
(2006/03)
いしい しんじ

商品詳細を見る

お勧め度:★★★★

あらすじ
「とある町に、ジュゼッペという男がいた。
まるで魔法をかけられたかのように、あらゆる事に、
次から次へと夢中になることから、“トリツカレ男”と呼ばれていた。
そんな彼が、風船売りの少女・ペチカに恋をした。
無口で心に陰りのある彼女に、笑顔が戻るよう、頑張るジュゼッペ。
そんな二人の恋の行方は・・・」

タイトルを見て、何だか「悪いモノ」にとりつかれてしまった男の悲劇?と、
思ってしまったけれど、内容は全然違う。
正しくは、ある日突然、目が覚めると、何かに夢中になっている。
オペラ、三段跳び、探偵ごっこ、昆虫採集、カメラ集め、潮干狩り、
綱渡り、刺繍、ハツカネズミ、外国の通信教育、なぞなぞ・・・
一見して、何の関連性も無く、「無益」なものと思うかもしれないけど、
実は・・・ってのが、ズルイ。
何でも、やってみるもんなのかしらん。

そんな「トリツカレ男」のジュゼッペがペチカの心を掴むまでは、
本当に涙もの
こんな純愛は、まるで暖かい春の日差しのようで、
凍てついた心も、自然と溶かされてしまう
大切な人に贈りたい、そう思える作品

一番心に残った行は、

なにかに本気でとりつかれるってことはさ、みんなが考えてるほど、ばかげたことじゃあないと思うよ
(P.29)

例え成果が目に見えなくても、真剣に何かに取り組んだ時間は、
かけがえのないものだもんね

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