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『だれかのいとしいひと』 著:角田光代 

だれかのいとしいひと (文春文庫)だれかのいとしいひと (文春文庫)
(2004/05)
角田 光代

商品詳細を見る

おすすめ度:★★★★

あらすじ
「“どうして”と問いかけたくなる瞬間って、
恋してるうちに何度も訪れる。
フラれた時、不毛な片思いをしてる時、
友達の彼を好きになった時―不器用な男女の、
思い通りにならない恋愛模様を描いた短編集・・・」

ページをめくる度、頭の片隅で埃を被っていた記憶の箱から、
色んな思いが溢れ出てくる�f��「こんな風に思った事あったなぁ」と、
思わず相槌を打ってしまうような、日常の隙間にあるエピソードたち。
それらをおなじみのタッチで包み込むように描いているから、
ちょっと重たい現実に主人公がぶち当たっているのに、
悲劇的ではなく、むしろ優しい感じで物語の幕は下り、
愛おしさと懐かしさで胸が一杯になる

中でも、「転校生の会」は、印象深かった
“転校生じゃない”という理由でフラれた高校生の「あたし」は、
全国転校生友の会という会合に参加する事に。
そこで、色んな元or現・転校生の話を聞くうちに、
失恋から立ち直るっていうお話。
自分自身が元・転校生だからか、共感する部分が多かったし、
転校生友の会っていうのがもし在ったら、行ってみたいなと思う
それに、「あたし」の彼氏の、“引っ越し恋人理論”には、
思わず吹き出してしまった��
確かに、一定の所で収まっていると、何だか落ち着かない気持ちはよく分かる。
強迫観念にさえかられてしまう気持ちも分かる。
だからといって、それを恋愛に適用してしまったら、
身も心ももたないよ

一番心に残った行は、

わたしが連続して存在していたこと。十歳のわたしと十五のわたしと二十三のわたしが、いいえ、もっとこまかく、あの一瞬一瞬のわたしが全部連続した存在として、今のわたしにつながっているんだってことを、きちんと知りたかったんですね。
(P.19)

いつか、自分の住んでいた町を巡る旅をしたいなぁ

[2009/02/18 14:06] キラキラ系 角田光代 | TB(0) | CM(2)

TBさせていただきました。

どうも。
TBさせていただきました。
思い返すに、味わい深い短編集でした。
[2009/02/19 07:39] 時折 [ 編集 ]

Re: TBさせていただきました。

トラックバック、ありがとうございますe-53
本当に、心に残る作品ですねe-423
[2009/02/23 22:07] のんきなあひるの子 [ 編集 ]

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