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『猫とともに去りぬ』 著:ロダーリ 訳:関口英子 

猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)
(2006/09/07)
ロダーリ

商品詳細を見る

お勧め度:★★★★★

あらすじ
「駅長として働き、現在は退職して年金生活を送っている、アントニオ氏。
息子夫婦と二人の孫たちと幸せに暮らしているようだが、
誰も彼の有難い話に耳を傾けようとはしない。
居場所が無いと感じた彼は、≪猫といっしょに暮すんだ≫と決意し、
アルジェンティーナ広場に向かい―表題作を含む全16編の、
知的ファンタジー短編集・・・」

タイトルを目にしただけで、クスっと笑ってしまう。
そして、ワクワクしながらページをめくると、
現代社会への皮肉がユーモアたっぷりに描かれていて、
おなかの底から笑わずにはいられない笑
時代背景やお国柄なんて関係のない、社会の普遍的な‘おかしさ’を追求し、
小さな子でも楽しめる、おとぎ話風に仕上げた著者には頭が下がる。
ほんと、出会えて良かった

特に気に入ったのは、「箱入りの世界」ワイン
主人公たちがピクニック先で捨てた空き瓶が、
後をついてきて、家に住み着いてしまう。
そして、日々‘空間’を栄養として膨張していく。
この不可思議な現象がイタリア全土、それから世界に広まるとともに、
人々は、容器に囲まれて生活することに次第に慣れて行き・・・という小話。
教訓としては、もちろん、ポイ捨てを止めることを訴えている。
頭ごなしに叱ったり、罰則を決めたりするよりも、
こんな風にたとえ話で諭される方が、素直に受け入れられると思う
容器が追いかけてきたら、怖いしね笑

一番心に残った行は、

「あなたのほうが、よっぽど無礼じゃないですか!この世に“悪いこども”がいると決めつけるなんて。土下座して謝って下さいよ!」

こういう事を大切にする大人になりたいなぁ

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