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『L'étranger』(異邦人) 著:Albert Camus 

L'Etranger (Collection Folio, 2)L'Etranger (Collection Folio, 2)
(1990/10)
Albert Camus

商品詳細を見る

言:フランス語
難易度:★★★
お勧め度:★★★★★


あらすじ
「Algerに、Meursaut(ムルソー)という青年がいた。
母を失った翌日に、元同僚のMarie(マリー)と関係を持つようになる。
しかし、“偶然”が重なり、
ムルソーはピストルの引き金を引き、一人の男の命を奪ってしまう。
公判で彼はこう呟く。
太陽のせいだ≫と・・・」


“分ける”っていう言葉は使いたくないけど、
敢えて人間を大きく二つに分けると、

・他人の事でも自分の事ように捉える、熱い

・自分の事でも他人の事のように捉える、冷たい

がいると思う。


もちろん、前者が過半数やから、
実の母が亡くなって涙を流さないのは、冷酷であり、
翌日から女と遊び呆けるなんて、ありえないっていうのが、
いわゆる“世論”なんやろう。


でも、“自分の常識”を他人に押し付けることには、無理があると思う

≪十人十色≫(Autant de têtes, autant d'avis.)という言葉があるのに、
≪出る杭は打たれる≫(Pour vivre heureux, vivons cachés.)
という文句も存在するっていう、この世の不条理には、
作者同様、生き苦しさを感じる
私は、後者なので


一番胸に響いたムルソーの呟きは、冒頭の、

Aujourd'hui, maman est morte.
Ou peut-être hier, je ne sais pas.


(今日、ママンが死んだ。
というか、たぶん昨日。知らないけど。)


この≪Je ne sais pas≫が、ムルソーのものの見方を反映してると思う

椎名林檎さんの、『正しい街』を聴きながらお読み下さい

マティーニみたいな作品

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