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『Rigodon』(リゴドン) 著:Céline 

Rigodon (Folio)Rigodon (Folio)
(2001/05)
Louis-Ferdinand Celine

商品詳細を見る

言:フランス語
難易度:★★★★
お勧め度:★★★★


あらすじ
「時は、第二次世界大戦末期のドイツ。
いつ爆弾が落ちてくるか分からない状況の中、
列車を乗り継ぎ、コペンハーゲンへと向かう、
医師であり著者のセリーヌ、妻のリリ、そして猫のベベール。
水も食料もなく、亡骸が至る所に転がる、無情な光景。
途中、あるフランス人の婦人から、十数名の子どもたちを託される。
彼らは、白痴だった・・・」


大江健三郎の『静かな生活』で、何度も引用されていたので、
読んでみた

セリーヌは、この作品を書き上げた後、
1日を過ごす前に、天に召されました。

小説というよりは、
セリーヌが自分の目で見たもの、感じたことを、
口語体で、わたしたちに語りかけるように書いているので、
記録文学(ドキュメンタリー)と言ったほうがいいかも

無数の亡骸、置き去りにされた赤ん坊、朽ち果てた建物、
止むことのない爆撃、全てが現実。
こんなにひどいことがあったなんて、ほんと痛ましい。
このことは、いくら時間が経っても、心に留めて置かないといけないと思う。

戦争用の兵器とか、核とか開発してる人、それに関係してる人に読んでほしーな。
自分の家族が、こんな目に遭ってもいいのかと。

一番心に残った言葉は、

cette énergie << hardi petit! >>
dingue pas dingue
me restera toujours...


(このエネルギー「がんばれ、こどもら」の精神は、
頭がおかしくなろうが、なるまいが、いつまでも心に根付いているだろう。)

医師として、と云うよりは、一人の人間として、
彼らを励まし、いたわり、連れて逃げた、
セリーヌの心のあったかさには感服です


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