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『Bonjour tristesse』(悲しみよこんにちは) 著:Françoise Sagan 

Bonjour TristesseBonjour Tristesse
(1990/10/01)
francoise sagan

商品詳細を見る

言:フランス語
難易度:★★★
お勧め度:★★★★


あらすじ
「あれは17の夏だった。
母を亡くして以来、15年間、私を男手一つで育ててくれた父と、
海辺の町にバカンスを過ごしに出かけた。
女っ気なんて、これっぽっちも無いと思っていたけど、
実は年下の恋人とかれこれ2年の付き合いになるらしく、彼女も一緒に来た。
3人で過ごす時間は凄く幸せだったのに、母の旧友のAnne(アンヌ)が来てから、
何かが少しずつおかしくなっていって、気づいた時にはもう、
抜け出せない悲しみに包まれていたの・・・」


サガンの初作品昔、映画化もされたみたい

娘の父親への愛情というか、何物にも代えられない思いを軸に、
思春期特有の世界観や、憂鬱、気だるさを、ありのままに描いているから、
すごく共感を覚えるし、すでに懐かしかったりもする笑

はたから見たら、主人公のCécile(セシル)の思考や行動は、
幼稚なのかもしれないけど、
あたしは、そういう考え方にしか至れなかったんやろうなって、少し憐れみを感じる

というのも、念願の父親と二人きりの生活を取り戻した時に、彼女はこう思う。

Je pensai: << Tu n'as plus que moi,
je n'ai plus que toi,
nous sommes seuls et malheureux >>,et
pour la première fois, je pleurai.

(P.152)

(心の中でこう思った。「パパにはもうあたししかいないし、
あたしにもパパしかいない。ふたりきりで、悲しみのドン底。」
そして、生まれて初めて、涙が出たの。)

セシルが本当に必要としていたのは、父への独占的な愛情を満たす場所じゃなくて、
母親という存在から愛されるということだったのに、
素直に受け入れることが出来なかったんやろうね

後味は、あまり心地よいものではないので、
少し病み気味の方は、お控えください

ぬるくなったミルクティーみたいな作品

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