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『となり町戦争』 著:三崎亜記 

となり町戦争 (集英社文庫)となり町戦争 (集英社文庫)
(2006/12)
三崎 亜記

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お勧め度:★★★★


あらすじ
「≪となり町との戦争のお知らせ≫‐町の広報に載っていた小さな記事。
だが、開戦されても、町は表情を変えない。
銃声や爆撃の音も無いし、まして死体が転がっているわけも無い。
それなのに、広報は、日を経るごとに増える戦死者の数を告げる。
見えない戦争。
そんな中、“僕”の元に、町役場から一通の任命書が届き・・・」


2004年、第17回小説すばる新人賞受賞作品

あたしも、“僕”と同じように、
戦争=爆撃、黒い煙、無数の屍っていう、固定化されたイメージを抱いていて、
それは、自分の生活とは切り離されたトコロに位置するものと認識してた。

でも、ほんとは違う。

戦争は、日常の延長線上にあって、無意識の内に、
自分も何らかの関わりを持っている。

そんな大事なことを教えてくれた。

後、となり町から自分の町に逃げるシーンの恐怖感はすごい
“見えない”という恐ろしさを改めて感じた
ゴミ袋の描写は、胃に黒い塊を残すし・・・かなり重たいです

一番、胸に突き刺さった一文は、

僕たちは、自覚のないままに、まわりまわって誰かの血の上に安住し、誰かの死の上に地球を築いているのだ。
(P.230)

今も地球のどこかで、戦争によって命を奪われている人がいる。
自分とは関係ないと思わずに、自分なりに、きちんと戦争と向き合ってみようと思う。

眠気覚ましの、ブラックコーヒーみたいな作品
[2008/05/15 01:18] ずーん系 三崎亜記 | TB(1) | CM(0)

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ありえない設定なのに引き込まれる:となり町戦争

となり町戦争 (集英社文庫)作者: 三崎 亜記出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/12メディア: 文庫 三崎亜記のデビュー作。第133回(2005年)の直木賞候補でもある。 荒唐無稽な話にもかかわらず、よくまとまっていて、一気に読んでしまう。
[2008/06/24 22:55] URL 本読みの記録
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