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『La Chartreuse de Parme』(パルムの僧院) 著:Stendhal 

La Chartreuse De ParmeLa Chartreuse De Parme
()
Stendhal

商品詳細を見る

言:フランス語
難易度:★★★
お勧め度:★★★★


あらすじ
「高貴な家庭の次男として生まれた、Fabrice(ファブリス)。
ナポレオンに憧れて、ワーテルローの戦地に足を踏み入れるも、
重傷を負って、帰郷する。
叔母は司教職に就かせようと奔走するも、ファブリスは女優に恋をし、
つまらないことで人を危めてしまい、塀の中へ。
そこで見出したものは、奇しくも、少女への熱情だった・・・」


無垢で、恋に翻弄されるファブリスと、彼を取り巻く、滑稽だけど、
親しみがわく人々のやりとりを描いた、小さなパルム王国の物語

≪la passion≫(熱情)と≪le transport≫(激情)に従い、
はたから見たら、無分別な行動をする人々だけど、なぜか憎めない
誰もが、「本能の赴くままに生きてみたい」という願いを、
心の片隅にそっと眠らせているからかも
我慢も大事だけど、たまには気の向くままに行動するのも必要かも
かといって、誰かを傷つけたらアカンけど

後、出てくる女性が、みんなひとクセあって、面白い
魔性の女、無償の愛を捧げる女、恋に溺れる女、いくつになっても夢見る少女・・・
そして、彼女たちに翻弄される男たち・・・
スタンダールの洞察力には、恐れ入ります

んで、ワーテルローの戦いや、
当時の上流社会の細かい駆け引きや戦略が、見事に描かれてるから、
歴史小説としても価値が高いと思う
戦争の描写は、ちょっと重たいけど

一番、夢見る少女やなって感じた台詞は、

Avoir le tapis magique, se dit-elle,
enlever Fabrice de la citadelle,
et me réfugier avec lui
dans quelque pays heureux,
où nous ne puissions être poursuivis,
Paris, par exemple.

(P.369)

(彼女は心の中でこう呟いた。≪魔法の絨毯でファブリスを砦から救い出して、
一緒に、どこか安息の地に逃げよう。
追跡されないような所に。パリかしら、例えば。≫)

まさに、ロマンチックやね笑
いくつになっても、こういう心を持ち続けていきたいものです

具だくさんのピザみたいな作品

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