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『Arsène Lupin, gentleman cambrioleur』(怪盗紳士ルパン) 著:Maurice Leblanc 

Arsene Lupin Gentleman Cambrioleur
言:フランス語
難易度:★★★
お勧め度:★★★


あらすじ
「ある時は名高い貴族、またある時は医師と、
風貌も声も完璧に変え、悪の手から財宝を奪い、
貧しい人や、傷ついた人を救う、素敵な紳士。
その名もArsène Lupin(アルセーヌ・ルパン)。
あなたの隣に座っているのは、実はルパンかも・・・」


日本では、ルパン三世のおじいちゃんとしても有名なルパンの、
シリーズ第一作である、短編集

フランス語読みでは、“リュパン”だけど、“ルパン”の方が、
日本人にとっては、発音しやすいもんね
これを考え出した、ルパンシリーズの一番最初の翻訳家である、
渋沢龍彦さんは、ほんと凄いなぁ

てか、初作品が逮捕で始まり、2作目で、まんまと脱獄してしまうあたり、
クールやわ

推理小説やけど、トリックよりは、人間の内面描写に力を入れたり、
善と悪について、おかたい感じじゃなくて皮肉を絡めて述べる、
ルパンの語りは秀逸

特に、「Le Collier de la Reine」(女王の首飾り)は、
初の事件で、ルパンが8歳の頃に起こしたんやけど、
これを読んだら、絶対ルパンのファンになる
ハンカチを手に読めば、作者の思うツボやね笑

他にも、ホームズが出てくるお話もあるので、
ミステリー好きにはたまらないかも

一番気に入ったルパンの語りは、

Et voilà comme quoi
le crime est toujours puni
et la vertu récompensée,

(P.158)

(このように、罪悪は常に罰せられ、美徳は報われるのだ。)

やり方はどうであれ、悪を憎み、貧しい人々を救うルパンは、
時代を超えて愛されるよね

フレンチの前菜盛り合わせみたいな作品



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